労働基準監督署から是正勧告を受けたからといって、慌てる必要はありません 。
法違反として是正を受けたことをきっかけに法令遵守に向けた社内体制をどう整備していくかが大切です。
すぐに改善できることもあれば、ある程度時間をかけて検討していくことが必要なこともあります。
一番危険な対応は、是正勧告を受けたまま放っておいて是正期日になっても労働基準監督署へ報告をしないことです。
是正勧告は行政処分の段階に過ぎませんが、是正勧告を無視していると行政処分でなく、送検手続によって刑事罰を受けることもあります 。
労働基準法は、罰則のある法律です。違反項目にもよりますが、違反した場合は本来罰則を科されることが建前です。
しかし、行政処分である是正勧告で未だ済んでいる、ということは労働基準監督署が「まあこの程度の違反なら、これらの違反項目を改善してくれるなら、まだペナルティ(罰則)は科しませんよ」と改善の機会を期限付きで与えているということです。
違反項目が重大な場合は、是正勧告を経ることなく、即送検もありえます。
これは労働者の生命に直接かかわる安全対策を講じないまま、発生した労働災害(労災事故)などです。
労働基準監督署対策、是正勧告対策

